UVケアは、毎日365日必要です。通常3~5分間紫外線を浴びると、日焼けをすると言われています。しかしちょっとの時間でも、紫外線は蓄積されます。前日に1分間紫外線に当たったなら、今日は1分でも2分間、紫外線にさらされている計算になります。そして、3~5分間紫外線を浴びると、日焼けがはじまります。
UVケアに有効な手段は、生活習慣を見直すことで、UVケア効果を引き出すことです。日々のちょっとした行動が、UVケアにつながるのです。
喫煙
喫煙は、血行を滞らせ、肌の新陳代謝を遅らせます。また、ビタミンCを大量に失いますので、美肌の大敵です。さらに免疫力を低下させたり、ストレスを与えることもあります。胃や肺にも負担をかけますので、UVケアを考えるなら、まず一番にタバコをやめることを考えましょう。
女性ホルモンは年齢とともに減少していきますが、タバコはそれを加速させます。アンチエイジングの真逆の行動をしていることになるのです。
睡眠とターンオーバー
睡眠中に肌のターンオーバーが行われますが、睡眠不足だと、このサイクルを乱してしまいます。美肌にも健康にも、睡眠はとても重要です。
また、日中浴びた紫外線がもとで、寝ている間にメラニンがつくられていきます。そのメラニンの生成を抑え、シミができるのを防いでくれるはたらきをするのが、メラトニンです。
メラトニンの分泌は、睡眠に入って2時間ほどでピークを迎えます。22時に寝た場合、0時にピークを迎えますので、ターンオーバーとちょうど重なり、相乗効果が期待できるのです。
室内でも降り注ぐ紫外線
シミやそばかすの原因となる紫外線A波は波長が長いため、雲や窓ガラスをすり抜けて私たちに到達しています。そのため、曇りの日でも日焼けをするのですね。曇りの日は晴れている日の70%の紫外線量があります。曇っていても、UVケアを怠ってはいけません。
また、窓ガラスも通りぬけますし、目からの侵入も多いため、室内でも安心することはできません。それほど気にすることはありませんが、ある程度はUVケアが必要と言えます。
朝の通勤時間が一番の日焼けタイム
日常生活の中で、もっとも日焼けをするのは、朝の通勤時間帯と言えます。1日の中で紫外線がもっとも強いのは、10~14時と言われていますが、その2時間前の8時くらいには、ピークに向かって紫外線が強くなってきている時間です。
また、オフィスに到着しても、窓からの日射しが部屋の中にも入り込み、メラニンを蓄積させているのです。朝の通勤時には、UVケアをしっかりとして出かけるようにしましょう。
ランチタイムUVケア
朝の通勤時に汗をかいたり、午前中の仕事で日焼け止めが流れている可能性があります。そんな状態でランチタイムに外出したら、紫外線をまともに受けてしまいます。ランチタイムは限られた時間ですので、ちょっとの手間も惜しいくらいですが、美容や健康のことを考えるなら、UVケアの調整を行ってから外出しましょう。
LEAVE A REPLY