紫外線が一番強く降り注ぐ季節は、5~8月と言われています。しかし量は少ないものの、冬でも紫外線は降り注いでいます。そのことを踏まえると、一年中UVケアが必要だということになります。でも、真冬に強力な日焼け止めは必要ありませんので、季節別に適したUVケア方法を見ていきましょう。
春の紫外線対策
寒い冬が明け、やっと気持ちの良い季節の到来です。身体の筋肉がほぐれ、暖かい日ざしを浴びたい気分になりますね。でも実は、春の紫外線がもっとも肌に悪いと言われていますので、UVケアをはじめましょう。
春はまだ、海でのレジャーなどには早いので、山や公園などに行くことが多いでしょう。芝生は、もっとも紫外線を反射しにくい地面ですので、それほど神経質になる必要はありません。3~4月くらいの春にUVケアをするなら、低刺激で肌に負担のかからないノンケミカルや天然成分が多く含まれた、肌にやさしいUVケア商品を使いましょう。
ただし5月くらいから紫外線が強くなり始めますので、数時間おきに塗り直すようにすると良いでしょう。
夏の紫外線対策
6~8月くらいの間は、一年の中でもっとも紫外線の強い時期です。1日の中でも、10~14時くらいの時間帯が、1日のうちの60%ほどの紫外線が降り注ぐと言われています。この季節のこの時間帯に外出する場合には、注意が必要です。
また、アスファルトはあまり紫外線の照り返しはありませんが、熱気がこみ上げてきますので、熱中症には注意が必要です。海でのUVケアは、海面の反射や白い砂浜の反射によって、下からの紫外線を防ぐ必要があります。
日陰にいても日焼けをしてしまいますので、UVケア用のサングラスをするか、7センチ以上のツバのついた帽子を被ると良いでしょう。
また、汗を大量にかく季節ですので、日焼け止めは数時間おきに塗り直すことをおすすめします。
秋の紫外線対策
秋は、暑さから解放され、食欲が戻り、涼しくなってきて運動をする意欲が湧いてくる季節です。栄養のある食べ物も多い季節ですので、UVケアを自然と行っている場合が多いです。
ただし9月くらいまでは紫外線が強い上に、残暑が厳しく、夏バテなどになって体力を消耗していることが考えられます。積極的に栄養を摂って、特に肌の保湿に重点をおきましょう。
夏の間に受けた紫外線のダメージにより、乾燥がすすみ、肌を老化させるもっとも危険な季節です。紫外線のダメージは、年々積み重ねられていきますので、夏直後の秋に解消することが大切です。
冬の紫外線対策
冬はやはり紫外線の量が一番すくない季節です。しかしそこに落とし穴があります。
冬は寒いので、紫外線に当たる時間が長くなりがちです。その上、空気が乾燥していますので、肌も乾燥して、バリア機能が低下していることが考えられます。さらに、雪のある場所へのレジャーが増えますので、地面からの反射がもっとも強いのです。海やアスファルトと比べ物にならないくらい、雪の反射による紫外線は、強力なのです。
冬のUVケアでもっとも重要なのは、日頃からの保湿です。保湿をしっかりとした上で、うるおい成分配合の日焼け止めを塗ると良いでしょう。
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